Ulefone Power Android6.0 TWRP+root
試験運用中の中華スマホのアップデート日記です。
ROMのフラッシュは、初めての場合かなりつまづくと思いますので、忘備録としての記事を書いておきます。
自分の環境は、PCがWindows10 X64ですので、ドライバーのインストールが一番難しいのかも?
ROMアップデートの手順を箇条書きにしておきます。
【1】PowerのUSBドライバーのインストール
①USBドライバーのインスコ下準備として、テストモードONと署名無しドライバーのインストールを可能にします。
② USBドライバーをここからダウンロードします。
【2】フラッシュツールとTWRP3.0MM Power6.0のROMをダウンロード
①ドライバーのインストールがうまくいったら、TWRP3.0MMをここからダウンロードします。
②さらにAndroid 6.0のROMもダウンロードしておきます。
③フラッシュツールはこちらからダウンロード
Download SP Flash Tool v5.1612 for Windows | bNewTech
④rarやzipで圧縮されていますので、解凍しておきます。
自分の使っているのはPeaZipですが、他の物でももちろん大丈夫です。
⑤解凍したファイルは適当な名前のフォルダーを作り、PCのCドライブ直下に移動しておきます。(例:c:/TWRP とか、c:/power0608 などなど)
【3】power 6.0のROMから焼きますが、5.1からフラッシュする場合はフォーマットが必須になるかと思います。(32Bitから64Bitになる為?)
フォーマットするとIMEIが消えてしまうので、あらかじめ控えるかSSを撮っておきます。※超重要!!
IMEIは、設定➡端末情報➡IMEI情報から確認
①6.0にアップデートします。
スマホの電源をOFFにしておいて、USBコネクターは外しておきます。
フラッシュツールを起動します。(エクスプローラーなどから、flash_tool.exeを起動)
SSと同じように、ダウンロードエージェントは、C:/SP_Flash_Tool_v5.1612内のMTK_AllInOne_DA.binを選択
スカッターローディングファイルは、解凍した6.0のROM内のMT6753_Android_scatter.txtを選択
②次に左中段のプルダウンメニューから、フォーマット+ダウンロードを選んで、左上のダウンロードをクリック
③スマホとUSBケーブルを接続すると、ROMのフラッシュが開始されます。
④ROM焼きが成功したらPowerを起動してみます。
【4】IMEIの復元
WIFIを使える状態にして、プレイストアからMTKツールをインスコします。
Engineer Mode MTK Shortcut - Google Play の Android アプリ
アプリを起動し、テレフォニーTAB内のGPRSを選択
SIM1とSIM2にIMEIを入力して書き込み
再起動するとIMEIが復元されます。
【4】TWRP(カスタムリカバリー)の導入
①下準備として、Powerのシステム設定➡端末情報➡ビルド番号 を7回?位連打してデベロッパーを表示させます。
②デベロッパーになったら、開発者向けオプションをONにし、OEMロック解除をONにし、USBデバックもONにします。
③セキュリティーの提供元不明アプリをONにします。
④スマホの電源を落として、USBも外した状態でフラッシュツールを起動します。
今回はTWRPだけ焼くので、SSの様にリカバリーだけダウンロードします。
スカッターファイルを変更し左上のダウンロードをクリックし、USBケーブルを繋ぎます。
フラッシュが成功したら、Powerのボリュームボタン+を押しながら電源ボタンを押し続けます。(10秒位?)
メニューが表示されたら、ボリュームボタン + でリカバリーを選択しボリューム ー ボタンでTWRPを起動します。
うまく起動したら、ここでバックアップを取っておきます。
TWRPの使い方は他のWEBページを参考にしてください。
【TWRP】Team Win Recovery Project(チームウィンリカバリプロジェクト:TWRP)の起動と操作・使用 | AndMem
【5】SuperSuとXposedの導入
必要ファイルをダウンロードします。
①BETA-SuperSU-v2.74-2-20160519174328.zip
②XposedInstaller_3.0-alpha4.apk 左下の添付ファイルをクリックしてダウンロード
ダウンロードしたファイルを適当なフォルダーに放り込んでおきます。(本体でもSDでもどちらでもOK)
④SuperSUからインストールします。
TWRPを起動し、メニューからインストールを選択し、①をインストール
再起動すると、アプリにSuperSuが追加されます。
⑤本体のファイルマネージャーなどから、②をインストール
⑥TWRPから③をインストール
ファイルの最適化が完了するまで辛抱
【6】Root化が全て上手くいったら、TWRPから再びバックアップを取っておきます。(モジュールの追加などで起動不能になる可能性もあるため)
以上でAndroid6.0へのアップデートとRoot化が完了します。
ROMのフラッシュやRoot化は便利な反面、スマホ本体が文鎮化する可能性もあるので、すべてが自己責任です。
Xposedは、アプリの広告カット機能のモジュールなどもあり、挑戦してみる価値はあるかと思います。
手順はほぼあっているとは思いますが、PCの環境や諸々の理由で違っている場合もあるかもしれませんが、あくまでも自分の忘備録ですので、何があっても当方は一切関知しませんのであしからず・・・。